事件・事故

静岡県裾野市さくら保育園園児虐待保育士事件

宙づり、暴言、カッターナイフ…「15の虐待」で保育士が逮捕、園長は犯人秘匿

2022年の6月から8月にかけて、静岡県裾野市の私立の認可保育園「さくら保育園」で、1歳児クラスの女性保育士が同クラスの園児に対して暴行(具体的な内容)したとされる事件。

12月4日午前、警察による家宅捜査が行われ、同日、小松香織容疑者(38)、服部理江容疑者(39)、三浦沙知容疑者(30)の3人が暴行容疑で逮捕された。

事件は内部告発によって発覚したが、内部告発による情報提供が8月(17日)だったのに対し、市の担当部局が市長に報告したのが11月(28日)と3か月以上もかかっており、行政の対応の遅さが目立った。

また、翌5日には、同園の桜井利彦園長が刑事告発された。

事件の経緯と詳細

8月17日、裾野市に内部告発による「不適切な保育を行っている」という旨の情報提供があった。

8月22日、市が園長と面談し、調査を指示した。その結果「保育士3人が事案を認めた」と市に報告がされた。

8月25日、さくら保育園が市に調査報告書を提出(内容をNHKが公表)

9月9日、園が保育士3人を処分した。報道によれば「正規職員と臨時職員は出勤停止後に勧奨退職、派遣職員は譴責(けんせき)の処分を園から受けた」とされている。(この時点で内1名が依願退職している。)

10月下旬、園が「虐待行為を口外しない」との誓約書を全職員に書かせる。この誓約書は「業務中に知り得た園児および園内関係者の個人情報、資料、電子ファイル、園の機密事項などを第三者に漏洩したりしないことを誓約する」といった内容で、その発覚後、園側は「守秘義務を守るための一般的なもの」だったと弁明した。

11月16日、市が再度、園長と面談。その後の報告がないことを指摘した。

11月28日、市の担当部局(健康福祉部)が市長に報告。この時点で既に内部告発による情報提供から3か月以上が経過していた。

11月29日、1回目の保護者会が開かれた。説明会では保育士らによる虐待の詳細が明らかにされた。

さくら保育園 櫻井利彦園長:
「A、常勤保育士、クラス責任者。B、非常勤保育士。C、派遣保育士。泣いている園児の写真を撮って笑ったA・B保育士。登園が遅い児童に『なぜ遅い?』と怒鳴ったB保育士。午睡(昼寝)中の園児に対し、『ご臨終です』と言ったA保育士。園児を探す機会に容姿を誹謗するような言葉を言ったA・B保育士。園児の足をつかみ、宙づりにしたB保育士。タオルで園児の頭を叩いたC保育士。給食を食べない園児に対し、頬をつねる行為をしたA・B保育士。倉庫や排泄室に園児を入れたA・B保育士」

「園児をにらみ、ズボンを無理やり降ろしたB保育士。感染症の症状がある園児のおしりを他の園児に触らせたB保育士。園児の前で刃物を出したB保育士。どれ一つ取っても、絶対にやってはならない行為、絶対に許せない行為です。この行為を見て泣いている児童もいました。見ることで精神的な不安を感じて、泣いていた児童もいます。すべての園児が被害者です。すべての子どもたち、保護者の皆様に深くお詫びを申し上げます」

引用元:静岡朝日テレビニュース「【音声独自入手】保育士1歳児虐待問題、保育士は直接の謝罪なし 説明会で保護者の怒り爆発 市は刑事告発検討 静岡・裾野市」11月30日

なお、説明会は冒頭のみ報道陣にも公開されたが、その後は非公開とされた。虐待をしたとされる保育士3人は出席しなかった。

同日、FNNの取材に対し、3人から聞き取りをした桜井利彦園長は「しつけの延長じゃないですけど、そこがはみ出してしまったのかな、というところです」と答えた。

11月30日、懲戒処分を受けた保育士2人が退職。この時点で、問題となった3名の保育士3名全員が退職したこととなる。

同30日夜、主に3歳から5歳児クラスを対象とした2回目の保護者説明会が開かれた。これまで園は「虐待があったのは1歳児のみ」としていたが、この日の説明会で保護者が園に確認すると、問題の保育士にカッターナイフを見せられていたのは4歳の園児であったことが新たに分かった。

また、この説明会にも問題となった3人の保育士は出席しなかった。このことについて園長は「責任は園にあるので、処分した者を皆さんの前に出すことはできないという判断で、きょうは呼んでいない。本人の意向を聞いてそういう機会を設けられてらと思っている」と釈明した。

さらに同30日、2022年度11月臨時記者会見が行われ、「さくら保育園での不適切な保育の対応」について説明がされた。

皆さま方には、平素より市政運営にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

それでは、「さくら保育園での不適切な保育の対応」について、ご説明申し上げます。

まず、市内保育園でこのような事案が発生しましたこと、園に通われている児童とその保護者をはじめ、市民の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことに、私立保育園を指導する立場として、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

安全でなければならない保育現場で、このような事案が発生し、それも、言葉も十分に出せない園児に対し、許しがたい行為を行ったことについて、私自身、大変強い憤りを感じています。

それも「さくら保育園」、市内では歴史のある私立園で、卒園者も数多くいます。

非常に残念でなりません。

保育園を指導する立場の行政として、問題点を真摯に受け止め、改善に取り組むとともに、公私立園問わず、風通しの良い幼児施設運営に向け、関係機関と連携し監査監視体制を確立し、このような事件を2度と起こさぬよう、努めて参ります。

2022年度11月臨時記者会見(2022年11月30日開催)市長発言全文

12月1日夜、3回目の保護者説明会が開かれた。この説明会の中で、園長が内部告発しようとした保育士を“土下座で阻止”していたと明らかになった。また、該当の保育士3人のうちの1人が、11月から1か月間勤務再開していたことも発覚し、約120名が参加していた保護者会の会場は騒然とした。

12月3日、県と市が共同し、園に特別指導監査に入った。これを受けて裾野市の村田悠市長は週明けにも同園の桜井利彦園長を刑事告発する考えを示した。

特別指導監査とは

「施設の運営等に問題が生じる恐れがある」または「不適切なサービス提供の疑いがある」といった場合に実施される監査。児童福祉法第46条第1項、子ども・子育て支援法第38条第1項及び第50条第1項の規定に基づき、必要に応じて実施される。

村田市長は取材に「桜井園長は虐待を知っていたにもかかわらず、その事実を隠蔽(いんぺい)していた。責任者として責任は非常に重い」と述べた。問題行為をしていた保育士3人=いずれも退職=や園を設置している法人の刑事告発も検討するとしている。

朝日新聞デジタル「園児虐待の保育園に特別監査 静岡県と裾野市、週明けにも刑事告発へ」12/3(土) 19:28配信

12月6日には、4回目となる保護者会が予定されていたが、前日の12月5日に中止となった。

ここまで、園が開いた説明会に3人は1度も出席しておらず、手紙による保護者らへの謝罪を促されても「今、この状況でまとまらないので書けない」と拒否したという。

保護者らによると、3人は先月末から今月初めにかけて同園に通う園児の保護者らを対象に行った説明会に一度も出席しなかった。園長が説明会に出るよう電話をかけたところ、保育士(39)=長泉町上土狩=、保育士(38)=裾野市平松=の両容疑者は「謝罪したい」「申し訳ない」と話したが、説明会への出席は断ったという。保育士(30)=沼津市岡宮=は連絡が取れなかったとした。  その後、他の職員が保育士(30)と連絡が取れたため、説明会に出席しないなら謝罪の手紙を書くよう促したが、断りの返信が届いた。ほか2人の容疑者にも手紙による謝罪を促したが「書けない」と返答があったという。

あなたの静岡新聞「逮捕の3保育士 謝罪の手紙拒否「まとまらず書けない」 裾野・園児虐待、説明会欠席時」12/8(木) 8:28配信

12月6日午後、園は「櫻井利彦園長の体調が悪化し、入院した」と発表。

12月9日17時までに、1歳児クラスの5人の保護者から心理師による個別の相談の申し込みがあった。このため、市は翌10日に1歳児クラスの園児と保護者を対象に、専門家(常葉大学の山本睦教授)による講話のほか、心理士による個別相談を実施した。

12月19日、県保育連合会は園の業務の支援と心のケアを目的に他の園で働く保育士の派遣を開始。1日あたり2人から4人がさくら保育園を訪れ、食事の準備や掃除など保育の補助を行うほか、心理士も派遣され保育士の心のケアにあたるという。

ちなみにこの時点で、2023年度からさくら保育園とその系列の施設に入園を希望していた人のうち、73人が変更を申し込んだ。

逮捕・その他処分など

12月4日、警察が保育園など、あわせて4カ所を家宅捜索した。同日、警察は「1歳児クラスの園児を宙づりにするなど虐待した」とする暴行の疑いで元保育士3名を逮捕した。

静岡県裾野市の私立「さくら保育園」で園児に虐待したとして逮捕された保育士3人が、暴行容疑をおおむね認めていることが5日、捜査関係者への取材で分かった。

共同通信「逮捕の保育士3人、暴行容疑おおむね認める」12/5(月) 20:07配信

12月5日、警察が3人を送検。

送検とは一般的に、警察が捜査した事件を検察官に送ることをいうとされています。「送検」はいわゆるマスコミ用語で、刑事訴訟法では「検察官送致」といいます。警察官は事件を捜査したときには、原則として事件を検察官に送致する必要があります。送致を受けた検察官は、必要な補充捜査があればそれを行った上で起訴・不起訴の処分を決めます。

「司法警察員は、犯罪の捜査をしたときは、この法律に特別の定のある場合を除いては、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。但し、検察官が指定した事件については、この限りでない。 」

引用元:刑事訴訟法246条本文

同日、犯人隠避容疑で桜井利彦園長を刑事告発。同市の村田悠市長は「問題を把握しながら市長への報告を怠った」として、健康福祉部長と子育て支援監、こども未来課長の幹部3人を懲戒処分にする方針を示した(部長は更迭)。また、市長自身の監督責任を負う形で、市長給与を2カ月間、副市長給与を1カ月間それぞれ全額カットとした。

12月23日、静岡地検沼津支部は暴行の疑いで逮捕、送検された当時の保育士の女性3人を処分保留で釈放し、今後は在宅捜査に切り替えることが明らかになった。

いずれも6月に沼津市の女性(30)は女児の顔を押した疑い、裾野市の女性(38)は男児の足をつかんで宙づりにした疑い、長泉町の女性(39)は別の男児の頭を殴った疑いで今月4日に逮捕された。捜査関係者や弁護士によると、容疑について、沼津市の保育士は「いつのことかわからない」、裾野市の保育士は「棚に入った園児の足を引っ張り、持ち上げて立たせて注意したことはあるが、逮捕容疑に身に覚えはない」、長泉町の保育士は「業務に忙殺されてやった」などと話していたという。

あなたの静岡新聞「3保育士 処分保留で釈放 全容解明へ在宅捜査継続 裾野・園児虐待」12/24(土) 10:16配信

逮捕当初、容疑を概ね認めていたことから、「否認に転じた」ということになるだろう。

容疑者について

引用元:日テレNEWS「保護者「重い罰を受けるべき…」 1歳児のクラスで“虐待”元保育士の女3人を暴行の疑いで逮捕」12/4(日) 20:02配信

前述の通り、虐待を行っていたとされる元保育士の3名が、12月4日午前に逮捕された。逮捕となったことで、逮捕容疑とともに3人の居住地や実名などが報道される運びとなった。

小松香織(こまつかおり)容疑者(38)

裾野市平松の無職・小松香織容疑者(38)

園児の男の子を宙づりにする暴行を加えた容疑で逮捕。(在職時は臨時職員)

12月15日時点での報道によれば、犯行の主導者とされた人物だが、23日には地検より処分保留とされている。

近所の人によりますと、小学生くらいの子どもがいて「優しいお母さん」という雰囲気だったといいます。

テレ朝ニュース「【園児虐待】保育士3人の素顔 “宙づり”容疑者は優しいお母さん!?」12/5(月) 18:40配信

以前、この保育園に通っていて、小松容疑者を知るという親子は、「明るくて、子どもをたたいたりはしていなくて、普通に優しくて、ほめてくれたりした、いい人でした」と話した。

FNNプライムオンライン「暴行疑い当時の保育士3人逮捕 あす園長を刑事告発へ 「さくら保育園」園児“宙づり”虐待」12/4(日) 17:58配信

“ご臨終ごっこ”

 説明会でついに詳らかになった虐待行為の数々。安心な場所であるはずの保育園で、我が子を思いもよらぬ危険にさらしていたと悟った父母が、その場で口々に怒りの声を上げたのも道理であろう。  捜査関係者が具体的な虐待の内容について明かす。 「三浦容疑者と小松容疑者は、泣いている園児を撮影して笑ったり、“ブス”“デブ”“ガングロ”と暴言を浴びせたり、頬をつねっては頭をたたいたり。さらには、倉庫に閉じ込めるなんてことも。また、服部容疑者はバインダーで子供の頭をたたいている。一方で、三浦容疑者については、お昼寝中の子供たちに“ご臨終です”という言葉まで吐いていました」  園児相手に“ご臨終ごっこ”をしていたというからあきれ果てる。三人の中でも最もひどいのは小松容疑者の行いだったという。 「子供のズボンを無理やりおろし、足をつかんで逆さ吊りにしたほか、手足口病の症状がある園児のお尻を別の園児に触らせるなんてことも。挙句、カッターナイフを突き付けて園児を脅したのですから始末に負えません」(同)

その振る舞いはあまりに常軌を逸しているというほかないが、 「三人が同じ1歳児のクラスの担当になったことで、事件が起きてしまった」  と言うのは、さる園の関係者である。 「三浦先生は正規職員で9年間、小松先生は臨時職員で6年間、服部先生は派遣職員で3年間勤務していましたが、主犯格は小松先生です。彼女はよく言えば明るくて、ノリのいいタイプなのですが、悪ふざけが過ぎるところがある。保護者からすればとんでもないことでも、彼女からすれば悪ふざけの延長です。その彼女のノリに、服部先生が追随してしまった」  しかも、だ。 「本来は常勤でクラスの責任者でもあり、そうした行いを止めなければならない三浦先生は二人より年下。彼女たちに強い態度で出られず、それどころか、結果的に同じノリを共有してしまった」

デイリー新潮【園児虐待事件、“犯行”を主導した小松容疑者の素顔 「怒鳴ったりしているところを見たことがない」】12/15(木) 5:56配信

「園児を宙吊りにするなど最も虐待行為が多かったとされるのが、非常勤職員の小松です」(社会部記者)

週刊文春【静岡保育士 弁護士の告白「3人組の関係」と「園長の教育」12月14日】

三浦沙知(みうらさち)容疑者(30)

沼津市岡宮の無職三浦沙知容疑者(30)

園児の女の子の顔を押す暴行を加えた暴行容疑で逮捕。

3人の中で、唯一の正規職員。

三浦容疑者の近所の人:「ほとんど近所付き合いがない。ニコニコしている感じでもないから本当に最低限のあいさつだけ」
Q. よくバーベキューをされていたそうですがその時は?
「結構騒いでますね。愛想があるほうではないですね。」

テレ朝ニュース「【園児虐待】保育士3人の素顔 “宙づり”容疑者は優しいお母さん!?」12/5(月) 18:40配信

ある保護者は、以前から三浦容疑者の子どもたちへの接し方に不信感を抱いていました。

1歳児クラスの保護者
「(三浦容疑者は)朝、通園するときに子どもが泣いていると迎えに来てくれない。『嫌っているのかな?』って思うぐらいの対応や顔つきでした」
「(事件発覚後、子どもに)3人の先生の写真を見せたら、すごい嫌な顔をして『嫌だ嫌だって言ってきた』ので、やっぱり嫌なことをされていたのかなと思う。それからは見せられない」

TBS NEWS DIG「「子どもが泣いていると迎えに来てくれない」逮捕の保育士に保護者は不信感 事件隠そうとした疑いで園長を刑事告発 静岡・裾野市」12月5日(月) 18:23配信

服部理江(はっとりりえ)容疑者(39)

長泉町上土狩の服部理江容疑者(39)

園児の男の子をの頭を殴る暴行を加えた容疑で逮捕。(在職時は派遣職員)

近所の人は夫と子ども3人の5人家族だと話します。
服部容疑者の近所の人:「毎朝、子どもを見送ったりしていた。そんなこと(事件は)想像も付かない」

テレ朝ニュース「【園児虐待】保育士3人の素顔 “宙づり”容疑者は優しいお母さん!?」12/5(月) 18:40配信

服部容疑者本人については、「彼女が子供たちを叱責する声をよく耳にしました。優しく諭す感じではなく、荒っぽい口調です。元ヤンだったのかな、と思ったくらい。お子さんが3人もいらっしゃるから、それも仕方がないかな、とは思っていたのですが、こうして事件が起きると、保育園でもあんな感じで子供たちに接していたのかと疑ってしまいます」

デイリー新潮【園児虐待事件、“犯行”を主導した小松容疑者の素顔 「怒鳴ったりしているところを見たことがない」】12/15(木) 5:56配信

私立「さくら保育園」(認可保育園)について

住所:〒410-1112 静岡県裾野市公文名1−1

HP:http://www.sakura-hoikuen.jp/

園について

<概要>
 開設年月 昭和56年4月
 敷地面積 3,245.53㎡
 建物面積 1,363.16㎡
 建物構造 鉄骨造陸屋根3階建
 2階建(地域子育て支援センター)
 設置主体名称 社会福祉法人  桜愛会
 経営主体名称 社会福祉法人  桜愛会
 経営主体代表者 理事長:櫻井 利彦
 施設長 園長:櫻井 利彦
 事業報告
 法人指導監査結果
 定款(H29.04.01)

<保育について>
・保育時間
  平日:午前7時から午後6時まで
    (延長保育 18:00~19:00)
  土曜:午前7時から午後5時頃まで
・受入年齢
  生後8週間から就学前まで
・園児定員
 さくら保育園 120名
 小柄沢分園   33名

<地域の状況>
裾野市のほぼ中央に位置し、北には霊宝富士の山、東に箱根山、南に伊豆の山々が眺められ、保育園の周囲は田んぼに囲まれ季節折々の野の花が咲き乱れ最良の保育条件に恵まれている。

<保育目標>
明日を担う子供たちを、伸び伸びと恵まれた環境の中で、育成することを目標としています。
・心豊かでたくましい子供
・自分の思っていることをはっきり言える子供
・みんなの中でも自分を力一杯表現できる子供
・思いやりのある子供
・友達とよく遊べる子供

<魅力ある環境作り>
当保育園は、保育環境として最良の条件に恵まれており、その条件を有効に利用し、魅力ある環境作りに努めています。
①「保育室」や「園庭」だけが保育の場ではない!
②購入品だけがおもちゃではない!
③育てることを経験する!
「日光」を浴び、汚れなき「空気」を吸い、「土と水」・「山と川」・「鎮守の森」一杯の大自然を有効に活用した保育に取り組んでいます 保育者の創意と工夫により、子供たちに作る喜びを与える環境作りに努めています。 保育農園を活用し、土のぬくもりを感じながら、種まき・成育の観察・収穫の味わい等の楽しみや、お花畑の手入れや、泥んこプールなど土にふれあう環境作りに取り組んでいます。

<園長からの一言>
子供が生き生きと育つことは、希望のある健やかな社会です。恵まれた自然環境の中で、四季それぞれの時期に、伸び伸びと自然の体験をさせることも貴重なことです。 保育にあたっては、まず職員・子ども・保護者が三者一体となって、心とこころが通い合う環境作りをこころがけ、健康で個性豊かな子どもの成長をめざし、生き生きと活動できる場となるよう、きめ細かな保育を行ってまいります。

<職員関係>
園長1名、分園長1名、主任保育士2名、副主任保育士2名、保育士35名、看護士1名、調理員4名、栄養士1名、看護師1名、事務員1名(総数49名)

<職員への提言>
☆ 初心を忘れない
☆ 思いやりの心を持つ
☆ プロ意識を持つ

さくら保育園HPより引用

行っていたとされる不適切行為(虐待・暴行・暴言等)

11月30日の保護者会で公表されたもの

保育士による15の虐待行為
  1. 泣く園児の姿を携帯電話で撮影
  2. バインダーで頭をたたく
  3. 足をつかみ宙づりにする
  4. 遅刻した園児の腕を引っ張り「遅いんだよ」と怒鳴る
  5. 寝かしつけた園児に「ご臨終です」
  6. 泣かない園児の額をたたき無理やり泣かせる
  7. 昼食時に園児を怒鳴りつけほほをつねる
  8. 園児のズボンを無理やりおろす
  9. 真っ暗な排せつ室に放置
  10. 園児に「ブス」「デブ」など暴言
  11. 手足口病の症状がある園児の尻を無理やり他の園児に触らせる
  12. 給食を食べない園児の頭を後ろからたたく
  13. 玩具が入っている倉庫に閉じ込める
  14. カッターナイフで脅す
  15. 丸めたゴザで園児の頭をたたく

引用元:NHK NEWS WEB「園児虐待 園が市に提出の調査報告書を独自入手 静岡 裾野」2022年12月5日 19時27分配信

8月25日に園が市に提出した調査報告書より

12月5日、NHKによる報道によって、前述の「15の虐待行為」以外にも不適切な行為が行われていたと明らかになった。

裾野市によれば、これまで公表していないもので「保育士が園児の写真を撮影し、容姿をやゆする不適切なコメントをつけて保育士内のグループに配信していた」という。

また、調査報告書には職員へのヒアリング結果として

  1. 1歳児の泣き声が目立った
  2. 1歳児クラスは職員のことば使いが汚い、きついと感じた
  3. 園児を叱る保育方針の園だと思った
  4. 現場を見ても、誰かに言えない相談できない状況だった

などという声が記されていた。しかし、報告書にはこうした行為をした理由や、日付などは記載されていなかった。

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