女子高生にストーカー行為を繰り返した挙句、母娘3人を殺害。
1982年5月27日夕方、神奈川県藤沢市の民家で、藤間静波(21歳)は交際を断られたMさん(16歳)と、Mさんの母親Hさん(45歳)、妹のRさん(13歳)の3人を包丁で惨殺した。
藤間はMさんにしつこくつきまとい、家にまで押し掛けたことからトラブルになっていた。
藤間はこの半年間にも、金銭トラブルが原因で、横浜市で窃盗仲間の少年を殺していた。
また、Mさんらの殺害時に見張りをさせていた少年を、逃亡先の兵庫県尼崎市で口封じのために殺害した。
6月14日に藤間は逮捕され、数日後に殺人を自供した。
藤間は裁判中、笑いながら傍聴席に向かって両手でVサインするなど、反省する様子を全く見せなかった。
1988年3月10日、横浜地裁は藤間に死刑判決を下した。
そして、2007年12月7日に藤間の死刑が執行された。